2012年の浜松市一世帯当たりのギョーザ購入額は、宇都宮市を抑えて2年連続で日本一となりました。

浜松は戦地からの引き揚げ者が多かったところ。満州などでギョーザの作り方を学んだ人たちが屋台を始め、おいしさは評判になって、たちまち広まった。これが 「浜松餃子」 のルーツだそうです。浜松餃子は店ごとに味が違うけれど共通しているのは、白菜ではなくキャベツを使うことと、野菜の比率が多いことで、甘いのが特徴です。

もやしを添えるようになったのは、昔はフライパンで焼いていたため、真ん中が空いてしまい格好がつかないということで、ゆでたもやしを真ん中に入れて出したのが始まりです。浜松の人は 「おまけ好き」 な気質だから、もやし添えが定着したようです。