ハイドロプレーン現象って知ってますか？

水が溜まった路面で、ある程度スピードを出した時
タイヤと路面の間に水の層が進入し、その水の圧力で
接地面が路面から浮き上がることによって起こり、
ブレーキとハンドルが効かなくなる現象のことをいいます。

この現象は特に高速走行時に起こりやすいです。
この現象が起きたらドライバーは、
アクセルから足を離さず、ハンドルはそのままに、ブレーキも踏まない、
シフトダウンも禁物‥‥タイヤの回転に合わせて徐々に減速しながら
タイヤのグリップの回復を待ちましょう。

と言葉でいうのは簡単ですが、これってけっこう高度なテクニックらしいです
しかも車が浮いたら、たいていその瞬間は半ばパニック状態。
「起きたらどうするか」ではなく「起こさないようにする」ことが一番の対策のようです。

ハイドロプレーン現象が起きやすい状況
*トンネルの出口(トンネル内は乾いていて、出た途端に水溜りが・・・)
*雨がやんだとき(雨が止んで安心して注意力が欠けてしまった途端に･･･)
*「わだち」があるところ(「わだち」があるところは水はけが悪いんです)



とにかく、雨の日の運転は
日頃の運転以上の気をつけましょう。ということです。