2024.09.10 代位弁済型の家賃保証に気を付けて
私は現在も、不動産管理という部署で働いています。
内容は変わらず家主様のサポートで、家賃の入金・滞納の管理、お預かりした家賃の送金とその明細の作成・発送etc.
最近業務をやっていて気になっているのが、家賃保証に関してです。
家賃保証とは、連帯保証人に代わり家賃等の保証のお約束をするサービスで、入居者様はお部屋を借りやすく、家主様はお部屋を貸しやすくなります。
当社では基本必ず入居者様にご加入をお願いしており、家主様にも安心してご契約頂けていると思っていました。
しかし・・・。
家賃保証には大きく分けて「収納代行型」と「代位弁済型」の二つの種類があります。
「収納代行型」は、その名の通り「家賃の収納(集金)を代わりに行う」仕組みの事で、滞納が発生したとしても、保証会社から期日通りに家賃が支払われます。
一方で「代位弁済型」は、入居者様が家賃を振り込むのは管理会社、自主管理の場合は家主様の口座になり、入居者様の家賃滞納が発生した場合は家賃保証会社にその旨を連絡し、滞納家賃分を代わりに払ってもらえるように請求しなければなりません。
当社で入金管理をさせて頂いている入居者様に関しては、こちらで状況を把握しているので問題はないのですが、自主管理の場合のご連絡が家主様から無い事が結構あるんですね。
連絡があったとしても、滞納家賃が膨れ上がってしまった後だったり・・・。
家賃保証には免責期間というものがあり、保証内容によって期間はさまざまですが、その期日を過ぎてしまうと、家賃が保証されなくなってしまいます。
家主様によってはお仕事等でなかなか通帳記帳に行けない方もいらっしゃるとは思うんですが、その間に保証が切れてしまう事が本当にあるんです!
なので、私は家主様方に声を大に出して言いたい!!
毎月なんとしても通帳記帳には行って下さい!
そして滞納が確認された場合は、すぐに家賃保証を使いましょう!!
保証内容によってはすぐに免責期間が来てしまうものもありますので、気付いたらすぐにです!!!
もしこれらが大変なのであれば、お近くの不動産会社にご相談下さい。
当社にご相談頂いても構いません。
お助け出来るかもしれませんので…。