不動産の広告には非常に厳しいルールが存在します。
インターネットの普及により、殆どの反響がネットを通じて来る時代になった不動産業界。皆様が良く目や耳にしている聞きなれたフレーズも、実は禁止されているものが沢山あります。
例えば、中々売れない物件を素晴らしい物件のように誇張したり、特別扱いする表現はお客様が勘違いをしてしまう恐れがありますよね。

もちろん業界ナンバー1の情報量！！なども他社よりも優位に立つことを意味する言葉であって、合理的な裏付けがないと使ってはダメ。
又、建売住宅や分譲マンションの広告等でよく見かける「完売」という言葉までもが、人気が高くてすぐに売れてしまうと誤解を与えてしまうのでNGなのです。
「完璧」や「絶対」なども同様です。

では、最高や最上級はどうなのか？
似たような表現に思えがちですが、実はこの場合には根拠になるものを併せて表示すればセーフになる言葉なのです。
根拠になるものって？なんだろう？？

例えば、この浴槽は大理石で出来ておりギリシャ産のペンテリコンという最高級品を使用しています。
この場合には生産元や素材をしっかりと明示しており、根拠と事実が裏付けされるのでOKになるのです。

表現というのは非常に難しいですね。

ネットの普及が進めば進むほど、実物をお客様が自分の目で確かめる機会が少なくなるのは否めません。我々は今後も真の不動産業者として、誇張は一切なく、お客様に満足して頂く物件をご提供していきたいと切に思います。