アロマと扇風機の一工夫で、暑さ対策しましょう!
暑さ対策のヒント
そろそろ梅雨明けの季節、外出から帰ってきた時、部屋の中は蒸し風呂状態だったりすると、もう大変。
そんなときには、応急処置としてエアコンをかけるのもいいけれど、少し部屋が涼しくなったら、エアコンを止めて、自然の風で涼をとりたいところ。 やっぱり、その方が健康的です。
ということで、今回は、アロマ効果や扇風機と換気でお部屋の中を涼しくする裏技をご紹介!
アロマ効果ですっきり!
まずは、香りの効果で涼しくなれる、アロマによる納涼効果を試してみましょう。
レモンやミント、ユーカリなどクール系のアロマオイルがお薦めです。
バニラなどの甘い香りは、かえって逆効果となってしまいますので避けましょう。
さて、アロマオイルをセットする際には、単純に部屋の中を香りスプレーなどで振り掛けても、そこが風下だったら、あっという間に香りは床に落ちてしまいます。
なので、アロマをセットする場所は風が通る風上にセットするのがコツです。
そして、更に一工夫!外気の入り口となる窓のあたりの、カーテンを束ねる紐などにアロマオイルを染み込ませたガーゼをセットしてみましょう。
そうすれば窓から風が入るたびに涼しげな香りが部屋の中に広がって、爽やかな気分を楽しむことが出来ます!
扇風機にも工夫を!
次に、扇風機にも一工夫。水で湿らせたガーゼなどの薄手の布を扇風機のファンのカバーの外側(カバーの内側はキケンですのでおやめください)に紐などで固定して風を送ってみて下さい。
するとひんやりと水分をふくんだ風が送られ、これがなかなか涼しいのです。
冷気が弱まってきたら、霧吹きなどで湿らせると、何度でも涼しくなれます。意外と湿気が気になることはなく、ヒンヤリとして気持ちいいものです。
ここにもアロマオイルを含ませると、いい香りが部屋の中に広がって効果倍増。これは、かなりオススメです。
窓と扇風機
エアコンを止めて、お部屋に風を入れる時は、窓かドアを二ケ所以上、開けて風通しをよくするのは基本中の基本。
さて、ここで扇風機の置き場所と向きは、どうするのが最適でしょうか?
普通は、窓際に扇風機を置いて、部屋の中に向かって風を送り込みがちですが、実は風の出口になる窓から扇風機を部屋の外に向けるのが正解です。
部屋の中の暑い空気が追い出され、風通しがうんとよくなるのです。普段から風の流れを把握して、扇風機を置く窓、つまり風の出口になる窓を見つけておくといいでしょう。
また、エアコンと扇風機を併用する場合、扇風機を下に向けて送風するとお部屋の下の方にたまり気味な冷気が部屋中に拡散されます。
冬に暖気がたまるお部屋の天井付近に扇風機やサーキュレーターを使って空気を動かすのと同じ発想です。是非、試してください。
無駄も無くして涼しさUP!
最後に、その他の電化製品にも目を向けてみましょう。例えば「照明」。暑い季節に、室内の照明を煌々と照らしていると、それだけで暑く感じるもの。
照明はこまめに消灯して必要以上の明るさ設定をしないことが基本。
また、照明の色によってもだいぶ印象も変わります。ちょっとした照明器具で涼しさを演出するのもいいですね。
それから、一見、無関係に思える冷蔵庫の詰め込み過ぎも室温上昇の一因といえます。
いっぱいに詰まった庫内のものを冷やそうとすると、冷蔵庫の消費電力が増えて放熱も高まり、その結果「暑い!」となるわけです。
火を使うキッチンの熱気を抑えるためにも、暑い季節こそ冷蔵庫のスッキリ収納を心がけましょう。
蒸し暑い季節、リゾートに行けなくても、ちょっとした工夫で気分爽快に!